井筒屋、業績予想を上方修正 JR博多シティ予想ほど影響せず

井筒屋(北九州市小倉北区、TYO:8260)は22日、平成24年2月期の業績予想を上方修正すると発表した。震災後の消費低迷や、今年3月に開業したJR博多シティとの競合を念頭に置き、当初は低めに算出していた予想だが、北九州商圏の購買力は同社が想定したほどには低下しなかった。

修正後の業績予想は、売上高が前回予想を23億円上回る849億円(前年同期比約6.26パーセント減)、営業利益が7億円上回る26億円(同20.44パーセント減)、経常利益が7億円上回る20億円(同22.39パーセント減)、純利益が3億円上回る5億円(同80.02パーセント減)を見込む。

また、同社は同日、黒崎店別館(北九州市八幡西区黒崎3丁目)を売却すると発表した。売却は同社の中期3カ年経営計画によるもので、資産効率の向上を図るという。

売却先は、建材卸売や不動産業を主な事業とする髙島産業(同市八幡西区)で、売却額は帳簿価格(土地6億9百万円、建物8900万円)の約3分の1となる2億4千万円。今月中に売買契約を締結し、12月までに物件を引き渡す。

別館は床面積8589平米で、現在は主に事務所や倉庫として使用されている。売却に伴い4億6600万円の特別損失を計上する予定だが、営業利益が想定以上のものであったため、業績に与える影響は軽微なものとなる見込み。


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