小倉駅南口東地区は21階建複合施設で決着の見通し

北九州市の小倉駅前で計画されている小倉駅南口東地区市街地再開発事業の計画概要が明らかとなった。31日の同市議会建築消防委員会における報告によれば、再開発ビルは21階建で、1-8階が商業・業務床、9階がホール施設、10-21階が住居(約100戸)の複合施設となる。総事業費は、今年2月に貸事務所部分の縮小が判明した際には「100億円以上」とされていたが、さらに規模を縮小し95億円に抑えた。

小倉駅南口東地区は、当初ウェルとばた(同市戸畑区)のような公益機能を主とした施設として計画され、後に業務床中心の最先端オフィスビルに転じ、リーマンショックで再び計画変更を迫られた。北九州の再開発は、この地区のように実際の需要云々より景気の波に翻弄された挙句に縮小したり破綻したりするものが多い。これをマスコミが安易に「需要が見込めないため」などと報じることで都市のイメージを著しく損なっている。

業務床に関しては、既存のオフィスビルの老朽化が進む中で、最先端の機能を備えた施設に対する需要は高まっている。需要はあるものの、要求に応えられる施設が無い為に事業所開設を渋る企業が多いのが現状だ。再開発ビルは都市計画決定手続き等が恙無く進行すれば平成27年度にも着工し、平成29年度に開業する見通し。規模縮小で、開業時期は1年早まった。


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