山口大学、医学部小串キャンパスの再整備に着手 11階建て3万平米の新病棟など建設

山口大学(山口市、丸本卓哉学長)は、宇部市南小串にある小串キャンパスの再整備に着手する。今回の再整備は新病棟の建設など大規模な事業を予定していて、昭和60年から平成9年にかけて実施した付属病院の整備事業以来の全面的な改善計画となる。

同キャンパスでは、これまで付属病院の病棟、診療棟等の建て替えや改修を実施してきたが、完成から25年以上経過した建物が増加し、新たな医療需要に対応できない状況にある。また、耐震基準を満たさない建物も複数存在していることから、全面的な再整備を決めた。

再整備には今後数年間かけて取り組む。今年度は、第1病棟の北側に新設する地下1階地上12階建て延床面積3万600平米の新病棟、第1病棟(RC造地下1階地上10階2万7928平米)、第2病棟(RC造7階延6958平米)、外来診療棟(RC造4階延1万417平米)、新中央診療棟(RC造4階延5697平米)の改修、ならびに、機能改善に係る基本設計を実施する。

次年度以降は、総合研究棟前の広場に新営建築物を計画しているほか、臨床研究棟、臨床実験施設、および実習棟Aの改修、第1中央診療棟の解体撤去等を順次進めていく。また、未改修建築物のうち経年25年以上で利用者の多い講義棟C、実習棟A、図書館、体育館等については、トイレを重点的に改修しアメニティの向上を図る。

今年度実施する基本設計業務に係る公募型プロポーザルは、温室効果ガスなどの排出削減に配慮した技術提案を求める環境配慮型プロポーザルの適用業務となる。環境配慮型プロポーザルは、平成19年1月に施行された国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律(環境配慮契約法)に基づくもので、国の機関や省庁管轄下の独立行政法人等で導入が奨励されている。

同大学では、平成23年に策定した「キャンパスマスタープラン2011」において「地球環境への負荷が少なく持続的な発展を可能にするため、地球環境に配慮した教育研究環境の実現を目指す」としており、マスタープランの理念に合う環境配慮型プロポーザルの導入を決めた。


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