山口FG、ウイルス対策ソフトを無償提供 地銀初 PCとMac両対応

山口フィナンシャルグループ(山口FG、下関市、TYO:8418)傘下の山口銀行(下関市)、もみじ銀行(広島市)、北九州銀行(北九州市小倉北区)の3行は24日、インターネットバンキング用のウイルス対策ソフトの無償提供を開始した。インターネットバンキングの不正利用による被害増大を受け、大手銀行を中心に対策ソフトを無償提供する動きが広がっているが、地銀グループとしては初の取り組みとなる。

山口FGが提供するウイルス対策ソフトはトラスティア社開発の「Rapport(ラポート)」。トラスティアは、金融取引における不正行為の検出に特化したソフトウェア開発を手がけるイスラエル発祥の企業で、同社の製品は欧米各国を始めとする大手銀行への導入実績がある。日本市場には平成24年8月に進出し、今年8月からは米IBMグループの傘下となっている。

同ソフトはインターネットバンキングを狙ったウィルスの検知と駆除、インターネットバンキングでの通信情報の改竄防止、インターネットバンキングサイトの正当性検証、インターネットバンキングを利用した取引の自動保護等の機能をする。OSはWindows PCとMacに対応。ブラウザはInternetExplorer、GoogleChrome、Firefox、Safariに対応するが、OSやバージョンにより利用可否が異なる。対応環境の詳細は公式サイトで確認できる。

また、同ソフトはインターネットバンキングの利用に特化したソフトウェアであり、コンピュータ全体の保護機能は搭載していない。このためトラスティアでは、市販のウイルス対策ソフトとの併用を推奨している。なお、スマートフォンやタブレット端末、従来の携帯電話(ガラケー)には対応していない。


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