フジドリームエアラインズ、札幌丘珠と北九州結ぶチャーター便運航へ

フジドリームエアラインズのロゴ

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フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は、丘珠空港(札幌市)と北九州空港(北九州市)を結ぶチャーター便の運行を検討している。上田文雄札幌市長が5日、定例記者会見で日本経済新聞記者の質問に答えた。

チャーター便の運行は今夏をめどに検討しており、現在、FDA、札幌市、北九州市など関係者間で協議を行っている。今後、早ければ2月にも概要を発表する予定。

丘珠空港は、新千歳空港と比べて札幌市の都心部から近く、札幌駅周辺からは車で約20分の距離にある。しかし、滑走路の短さなど設備面の問題や、住宅地に近い周辺環境からこれまでジェット機の乗り入れができず、平成22年には全日本空輸(ANA)が同空港から撤退するなど、旅客利用の低迷が続いてきた。

空港路線の維持存続が課題となる中、小型ジェット機で地方空港間を結ぶFDAの乗り入れ検討が始まった。FDAとしても、新たな発着枠確保が難しい新千歳空港に加えて、丘珠空港に乗り入れることができれば、札幌路線を増便できる。

ジェット機乗り入れに伴う騒音値を検証するため、平成25年7月にテストフライト、同年11月には実際に旅客を乗せた実証飛行が行われた。検証を経て札幌市は、プロペラ機と同等の騒音基準で運行可能となる1日15便程度の発着枠を示した。

平成26年夏には、FDAが同空港と名古屋(小牧)空港を結ぶ初のジェット機によるチャーター便を運航した。北九州へのチャーター便は、小牧に続く第二弾となる。

丘珠空港の活用促進にむけ活動している丘珠研究会(加森公人会長)では、FDAチャーター便の成果を踏まえ、ジェット機による定期路線就航を働きかけていく方針。


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