国土交通省、山陰道俵山−豊田間の計画について調査実施

国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所は14日、長門市俵山から下関市豊田までの区間の山陰自動車道(山陰道)の計画について、アンケート・ヒアリング調査を開始した。計画区間の道路交通に関する現在の課題、地域の将来も踏まえた持たせるべき道路機能等を調査し、道路計画に反映する。

俵山−豊田間の国道491号線と県道下関長門線では、砂利ヶ峠周辺で幅員が狭くなり、急カーブ、急勾配が連続しているほか、豊田湖周辺で急カーブ区間が集中し、小型車の離合が困難なトンネルがあるなど防災上脆弱な箇所が残されている。これらの区間は事前通行規制区間に指定され、異常気象時に俵山地区が孤立するなどの課題がある。

山陰道のうち萩市三隅から下関市小月までの区間では、昨年度実施したアンケート調査をもとに、優先整備区間として「萩市三隅−長門市長門」と「長門市俵山−下関市豊田」を選定している。今回の調査では、このうち俵山−豊田間について、ルートや構造を検討するため改めて意見を募る。

アンケート調査は、地域住民や事業所等に対しては直接郵送で配布し、一般の道路利用者向けには道の駅、観光地、官公庁等にアンケート票を設置するほか、ウェブアンケートを実施する。ヒアリング調査は関係自治体や物流・観光事業者等を対象とし、訪問インタビュー形式で行う。

今回の調査は地域意見聴取の1回目で、10月中旬までに終了する。今後、社会資本整備審議会道路分科会中国地方小委員会での審議や2回目の地域意見聴取、新規事業採択時評価等を経て、事業化へと進む予定。萩市三隅−長門市長門についても、同様の調査を予定している。


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