下関港にクルーズ船大量寄港 平成28年は前年5倍の50回以上見込む

下関市は7日、ダイヤモンドクルーズ社(中華人民共和国・上海)が4月から運航するクルーズ船「グローリー・オブ・ザ・シーズ」の寄港地として下関港が選定されたと発表した。

ダイヤモンドクルーズ社のクルーズ船

ダイヤモンドクルーズ社のクルーズ船

グローリー・オブ・ザ・シーズは総トン数2万5494トン、全長180.4メートル、乗客定員最大1300名で、現在は4月からの運航に向け上海港で改装工事中。船籍はバハマ。

運航ルートは上海を出港後、下関、済州(大韓民国)を巡り、再び上海に戻る予定。下関港は日本国内では唯一の寄港地となり、平成28年内に30回以上の寄港を計画している。

初入港日は4月17日。下関港本港地区第一突堤10号岸壁(東大和町1丁目)に9時30分入港し、18時00分出港予定。乗客向けに下関市内の主要な観光施設や買い物を中心としたツアーも造成する。

日本国内の港を寄港地とするクルーズ船は近年急増しており、平成27年度は全国で過去最高の1452回に達している。下関港でも寄港回数は増加傾向にあり、25年は3回、26年は8回、27年は過去最高の10回となった。

クルーズ船の寄港地になれば、一度で1000人以上の観光客が訪れることから、経済効果を見込んで誘致に力を入れる自治体が増えている。下関市は今年1月、ダイヤモンドクルーズ社の幹部を招聘して下関港の港湾施設や市内の観光施設等の視察を実施していた。

同市では、平成28年の下関港へのクルーズ船寄港回数は、他の客船と合わせて前年の5倍を超える50回以上となることを見込む。激増する外国人観光客の受け入れ体制構築も課題となる。


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