国土交通省、新北九州空港道路苅田工区を補助採択 交差点2箇所立体化

国土交通省が発表した平成28年度予算において、福岡県事業の地域高規格道路新北九州空港道路苅田工区が補助事業として採択されたことがわかった。

新北九州空港道路苅田工区の完成予想図(福岡県)

新北九州空港道路苅田工区の完成予想図(福岡県)

全体事業費は約37億円。2箇所の平面交差点を立体化し、北九州空港のアクセス向上を図る。28年度予算では福岡県が2億1千万円、国が4千万円を計上し、調査・測量・設計などを開始する。

小川洋福岡県知事は3月24日、松尾統章前空港対策調査特別委員長、中尾正幸議会運営委員会委員長らとともに、石井啓一国土交通大臣に対し同事業の補助採択を要望していた。

北九州空港では今年度以降、新たな路線就航が予定されるほか、周辺では東九州自動車道が4月24日に全線開業し、苅田臨空産業団地をはじめとする工業団地の分譲が進展するなど交通量増加が見込まれる。

今回の苅田工区事業では、福岡県道25号門司行橋線との交差点である「空港・IC入口交差点」と「苅田臨空産業団地交差点」の2箇所を一体的な立体交差構造とする。主要な渋滞発生箇所を改善し、空港アクセスの遅延要因を取り除く。

苅田工区の整備延長は約1.1キロメートル。現在の県道中央に設計速度時速60キロメートル、2車線の高架を建設する。計画交通量は1日あたり高架部9800台、一般部1万7百台、合計2万5百台。費用便益比は1.1。供用開始時期は未定。

地域高規格道路新北九州空港道路(福岡県道245号新北九州空港線)は、東九州自動車道の苅田北九州空港インターチェンジと北九州空港を結ぶ空港アクセス道路の役割を持つ。

完成計画では全線が高架化される予定だが、現在はインターチェンジから国道10号交差点先までの500メートルと、連絡橋部分のみが高規格道路として供用中。残りの区間は平面構造の暫定供用となっている。

新北九州空港道路苅田工区の概要


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