小倉駅南口東地区再開発ビルの建築計画 24階建なのに「27階」の理由

北九州市小倉北区のJR小倉駅前で再開発事業を実施している小倉駅南口東地区市街地再開発組合は9日、再開発ビルの建築計画を現地に掲示した。

掲示内容によると、建築物の名称は「(仮称)小倉駅南口東地区市街地再開発事業ビル」で、用途は店舗、事務所、駐車場、共同住宅。敷地面積は4052.03平米。

(仮称)小倉駅南口東地区市街地再開発事業ビルの断面図より解説。駐車場部分と商業・業務部分に階層差があるため建築基準法上の階数が3階増える。

(仮称)小倉駅南口東地区市街地再開発事業ビルの断面図より解説。駐車場部分と商業・業務部分に階層差があるため建築基準法上の階数が3階増える。

建物は鉄骨造、鉄筋コンクリート造で、地上27階、地下1階、高さ94.90メートル、延床面積4万710.83平米。住戸数は119戸。

着工予定は平成28年8月15日、完了予定は平成31年4月30日。設計は竹中工務店九州一級建築士事務所(福岡市中央区)の髙山淳二氏。

住戸数の119戸は昨年7月に決定された事業計画と同じで、変更はない。一方、建物の階数は従来の発表で24階建、延床面積は約3万9000平米とされていた。

再開発ビルの低層部分は9層の立体駐車場と6階の商業・業務施設に分かれているが、建築基準法上の表記では、駐車場の階層と高層部分を一体的に算定する必要がある。

このため、表に見える高層部分は24階建てビルだが、表記上は低層部分の階層の差が反映され、27階建てとして扱われる。延床面積は、3月以降に詳細の検討を行った結果、増加した。

小倉駅南口東地区市街地再開発組合には、権利者としてあいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)、日本郵便(東京都千代田区)、三菱UFJ信託銀行(東京都千代田区)、リアルエステートサービス(北九州市小倉北区)などのほか3名、参加組合員として積水ハウス(大阪市北区、TYO:1928)が参画している。

事業計画書上の資金計画は総額約138億25百万円。1階から6階の商業・業務施設部分には郵便局や銀行、行政サービスコーナー・市民サブセンター等が入居、8階より上は積水ハウスの分譲マンション。2階部分は小倉駅前人工地盤と直結する。


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