下関市内の国道2号 印内交差点と滑石交差点を拡幅・改良

国土交通省は今年度、下関市長府印内町付近の国道2号線を拡幅・改良する印内地区交差点改良事業に着手する。

同事業では、国道9号線と分岐する印内(いんない)交差点、県道247号安岡港長府線と交差する滑石(なめらいし)交差点の2箇所を改良する。

印内地区交差点改良事業の整備概要(国土交通省)

印内地区交差点改良事業の整備概要(国土交通省)

印内交差点は、中土居交差点までの約370メートル区間を、将来の4車線化も見据え幅員25メートルに拡幅。交通容量が不足している小月方面への左折車線を増設する。

滑石交差点は、東へ約270メートル程度、道路南側を拡幅し、安岡方面への右折車線を延長する。両交差点とも車線増設・延長により滞留車両を減らし、追突事故防止を図る。

また、同区間は豊浦小学校の通学路でもあるため、車線増設と同時に幅3.5メートルの自転車歩行者道整備も行い、安全性向上を図る。

今年度予算では同事業分として1億3500万円を計上し、調査設計と一部区間の工事を推進する。完成時期は未定。

同区間は交通量が多い他の区間と比べて改良が進んでおらず、渋滞によるキロ当たり損失時間は平成22年度、3万8678時間に達した。同省中国地方整備局管内の広島市以西では、最も激しい混雑区間となっている。

下関市や山口県では、同市長府才川の「才川交差点」から、同区間、長府トンネルを経由し、同市一の宮住吉の「山の谷交差点」に至る、約7.6キロメートル区間の改良を要望している。

下関市は今年度、改良に関する要望や地元調整を担当する専門部署「長府印内交差点周辺整備推進室」を都市計画課内に新設した。同市では今回の改良着手を第一歩と捉え、今度も継続して全区間の着手を求めていく。


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