井筒屋アネックス-1跡地の黒崎二丁目地区、整備計画再検討へ

北九州市八幡西区の井筒屋アネックス-1跡地を含む一帯で、市街地再開発事業の実施を検討していた黒崎二丁目地区市街地再開発準備組合が、5月23日の総会で解散を決議していたことがわかった。

北九州市建築都市局が5月25日、北九州市議会建築消防委員会で「黒崎二丁目地区市街地再開発事業の進捗状況」として、準備組合が解散に至った経緯と今後の取り組みなどについて報告した。

北九州市議会建築消防委員会の配布資料に記載された加入状況(北九州市建築都市局)

北九州市議会建築消防委員会の配布資料に記載された加入状況(北九州市建築都市局)

建築都市局は権利者側の対応を中心に「一部地権者の反対や、大口地権者の退会などもあって、地区全体での事業実施が困難」などと説明したが、同組合では、市とコンサルタントの対応に不信感を抱いた権利者らの脱退が相次いでいた

平成28年4月時点で準備組合に加入していた関係権利者は、土地所有者が13人中6人、借地権者が5人中1人、借家権者が15人中1人。合計では33人中8人で、加入率は4分の1以下に低下していた。

組合に残っていた主な土地所有者は、ふれあい通り側街区が井筒屋、不動産のデパートひろた(八幡西区)、イシモト(同)のほか個人数名。新天街側街区は西日本シティ銀行(福岡市博多区、TYO:8327)のみ。イシモト代表取締役の石本淳子氏が組合理事長だった。

今後は、ふれあい通り側の過半の土地を所有する井筒屋(小倉北区、TYO:8260)ほか数名の権利者で、優良建築物等整備事業などの事業手法を導入し、新たな整備計画の検討を進める。

北九州市内の優良建築物等整備事業としては、馬借一丁目4番地区(クエスト)、船場町4番地区(井筒屋新館)、香春口一丁目地区(メディックス三萩野)、馬借一丁目1番地区(小倉タワー)、東港町1番地区(門司港レトロハイマート)などの実績がある。


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