第一交通産業、魚町銀天街に商業施設建設 魚町三丁目西地区の米七跡地

第一交通産業(北九州市小倉北区、FUK:9035)は8日、北九州市小倉北区の魚町銀天街に商業施設を開業予定であることを発表した。

魚町ヒカリテラスの完成予想図(第一交通産業)

魚町ヒカリテラスの完成予想図(第一交通産業)

施設名は魚町ヒカリテラス(Uomachi Hikari Terrace)で、平成29年7月に開業予定。企画プロデュースはダイスプロジェクト(福岡市博多区)が担当する。

テナントには、知名度が高く、北九州のフードカルチャーを牽引する飲食テナントを誘致する。施設のメインターゲットを「大人」とし、「スタイリッシュで上質な施設のブランドイメージ」創出を目指す。

建設地は、昨年9月末に移転のため閉店した大正5年創業の老舗呉服店「米七」および隣接するテナントビルの跡地。地番表記は魚町三丁目220-1。敷地面積は550.48平米。

建物は鉄骨造3階建、延床面積1273.25平米。設計は小倉駅前で計画中の(仮称)大丸駅前ビル等を手がける久保建築設計(北九州市小倉北区)。

魚町ヒカリテラスの平面図(第一交通産業)※発表時点の計画であり変更の可能性あり。

魚町ヒカリテラスの平面図(第一交通産業)※発表時点の計画であり変更の可能性あり。

テナント戸数は各階3区画の計9区画で、普通賃貸借契約により募集する。北側街路に面する共用部分は外壁を設置せず開放的な設計とし、屋上には庭園を整備する。

建設地はかつて魚町三丁目西地区市街地再開発事業の対象地で、魚町銀天街とみかげ通りに挟まれた一帯に再開発ビルを建設する予定だった。

準備組合はバブル崩壊後も事業計画を見直しつつ活動を続けてていたが、リーマンショックの影響で小倉都心の集客力が大幅に低下したことを受け事業化を断念した。

その後、市況は回復しリアルエステートサービス(北九州市小倉北区)が9階建ての複合ビル「クロスロード魚町」を建設するなど、地区内の地権者らは個別開発に動いている。

米七の跡地では、当初上層階をマンションとする複合施設の検討も行われたが、商店街に面し通行者数も上昇傾向にあることから、第一交通産業は全館商業ビルとしての開発を決めた。

地区の向かい側では、平成26年に発生した火災跡地にテナントビルが開業しており、周辺では今後も新施設の開業が相次ぐとみられる。

第一交通産業の不動産事業は主力の交通部門に次ぐ柱で、北九州都市圏を中心に多数の分譲マンションを開発しているほか、那覇市でオフィスビルやバスターミナルなどからなる複合施設の開発に参画している。

企画プロデュースを行うダイスプロジェクトは、直近ではサンリブきふね(北九州市小倉北区)の共用部壁面イラストや、福岡市の天神ビジネスセンター(仮称)建設予定地の仮設店舗の内装設計などを手がけている。

建設予定地と魚町三丁目西地区(グーグルマップ)

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