国道3号今古賀交差点改良に着手 8月から3年間対面通行規制

立体交差化の完成予想図(北九州国道事務所)

立体交差化の完成予想図(北九州国道事務所)

国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所は8月、遠賀郡遠賀町の国道3号今古賀交差点改良事業の工事に着手する。現在平面交差となっている下り線を立体交差化するため、8月1日から概ね3年間にわたり、終日対面通行規制を実施する。

同交差点は遠賀町の中心部にあり、県道285号浜口遠賀線と交差する。平成13年にかけて実施した国道3号折尾遠賀拡幅事業に伴い、暫定2車線供用の平面交差部をそのまま福岡方面の下り線に転用し、拡幅部の北九州方面の上り線のみ立体交差化している。

拡幅で交通容量は増えたものの、平面交差の下り線では交通渋滞や交通事故が発生しているため、平成26年より下り線の立体交差化を含む国道3号今古賀交差点改良事業に着手。これまでは調査設計や用地買収などを進めていた。

改良事業の断面図(北九州国道事務所)

改良事業の断面図(北九州国道事務所)

同事業では、遠賀町広渡から同町別府までの約1キロメートル区間の下り線を高架化し、関連する側道を整備する。構造規格は第3種第1級。平成28年度当初予算では工事費18億5200万円、測量設計費9819万5千円など合計19億7100万円を計上している。

立体交差化工事は現在の平面部分に高架を建設するため、長期間の対面通行(片側1車線化)規制が必要となる。規制は終日(24時間)で、土日祝日、雨天時等も連続して実施する。規制期間は8月1日から概ね3年間を予定している。

期間中は同町広渡(遠賀川を渡る遠賀大橋の西端付近)から同町別府(盛土区間の「イオンモール福津」看板付近)まで約1.7キロメートル区間が上り線を利用した2車線構造となり、下り線と浜口遠賀線は接続しない。

北九州方面から浜口遠賀線に入る、または浜口遠賀線から福岡方面へ向かう場合は前後区間で他の道路へ迂回する必要がある。北九州国道事務所では県道299号岡垣遠賀線などの利用を推奨し、住宅街の通り抜けを行わないよう呼びかけている。

交差点改良の完成時期は未定だが、完成後は通過交通の信号待ちがなくなることで渋滞が解消し、通過交通と交差点からの分岐交通が分離され平面交差の交通量が減少するため交通事故の減少が見込まれている。

国道3号今古賀交差点改良事業の規制区間位置(グーグルマップ)


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