空港施設、北九州空港飛行整備用格納庫の計画概要発表

空港施設(東京都大田区、TYO:8864)は12日、北九州市小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉で開催したMRJ北九州空港活用計画説明会で、北九州空港に建設中の飛行整備用格納庫の計画概要を発表した。

飛行機整備用格納庫の完成予想図(空港施設)

飛行機整備用格納庫の完成予想図(空港施設)

従来の完成予想図(大林組)

従来の完成予想図(大林組)

北九州空港飛行整備用格納庫は、旅客ターミナルビル北側の貨物関連用地内、空港北町6番の敷地1万1029.31平米に建設中。鉄骨造地上2階、建延床面積6670.59平米で、空港内にあるスターフライヤーメンテナンスセンターの約2倍の規模となる。

貨物地区関連用地と増設駐機場。大型貨物機用は今年度完成、小型旅客機用は来春着工。(三菱総合研究所)

貨物地区関連用地と増設駐機場。大型貨物機用は今年度完成、小型旅客機用は来春着工。(三菱総合研究所)

設計は大林組(東京都港区、TYO:1802)九州支店一級建築士事務所、施工は大林組九州支店。海上の人工島に立地するため塩害対策を施し、熱供給設備を併設。3機以上の旅客機を同時に格納可能で、将来的に周辺用地へ拡張可能な設計としている。

格納庫内部の完成予想図(空港施設)

格納庫内部の完成予想図(空港施設)

北九州空港の格納庫は6月までに鉄骨の組み上げが概ね完了しており、来年1月に竣工予定。来年春以降、誘導路側の駐機場を整備し、平成30年に全体の供用を開始する。隣接する大型貨物機用駐機場は今年度中に完成する予定。

完成後は三菱重工業(東京都港区、TYO:7011)が借り上げ、同社などが出資する三菱航空機(西春日井郡豊山町)の国産ジェット旅客機・三菱リージョナルジェット(MRJ)の量産機飛行試験や納入前機体の整備・保管拠点となる。

MRJは座席数100席弱の小型旅客機で、航空会社やリース会社からこれまでに400機以上を受注している。平成30年に納入を開始し、当面は月10機の生産を計画。空港周辺の地元企業は、航空機部品など関連産業参入の機会として注目している。


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