宇部興産機械、三菱重工プラテックの経営権取得 射出成形機事業を統合

宇部興産(UBE、宇部市、TYO:4208)子会社の宇部興産機械(同)は29日、三菱重工業(東京都港区、TYO:7011)子会社の三菱重工プラスチックテクノロジー(三菱重工プラテック、名古屋市中村区)の射出成形機事業を統合すると発表した。

両社は同日、株式譲渡契約書を締結。宇部興産機械は平成29年1月1日に三菱重工プラテックの株式85パーセントの譲渡を受け、同社の経営権を取得する。譲渡範囲には三菱重工業の射出成形機の一部海外販売拠点も含まれる。譲渡額は非公表。

譲渡範囲以外の販売拠点は、現在の体制を維持する。両社の射出成形機を取り扱う販売会社を宇部興産機械の100パーセント出資で新たに設立し、平成29年1月1日より営業開始予定。今後、株式譲渡実施に向け公正取引委員会等関係当局への届出手続きを進める。

宇部興産は平成30年までの中期経営計画で機械部門の海外収益拡大を掲げており、成形機・産機事業については同年に海外比率50パーセントの達成が目標。射出成形機の分野で高い技術力・営業力を持つ三菱重工プラテックと事業統合することで、収益拡大を目指す。

宇部興産機械は宇部興産が100パーセント出資する機械メーカーで、平成11年9月設立。ダイカストマシン、射出成形機、押出プレス、粉砕機等の製造・販売・サービス・メンテナンスを手がける。資本金は67億円。平成28年3月期の売上高は450億円。同年4月1日現在の従業員数は1034人。

三菱重工プラスチックテクノロジーは三菱重工業が100パーセント出資し、平成17年4月設立。射出成形機の設計・製造・販売・サービスに加え、エンジニアリング・改造・修理・技術指導等を手がける。資本金は4.5億円。平成28年3月期の売上高は100億円。同年4月1日現在の従業員数は145人。


 

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