小倉北区に計画中の28階建て大手町タワー、今秋着工へ行政手続等進む

北九州市小倉北区大手町14番14で計画中のタワーマンション「(仮称)大手町タワー」は、今秋の着工に向け行政手続き等が進んでいる。昨年12月22日の第356回北九州市建築審査会では、高度利用地区における容積率の特例を適用することが許可された。

現地看板に描かれた敷地平面図(宇部ジャーナル)

現地看板に描かれた敷地平面図(宇部ジャーナル)

高度利用地区は小規模建築物の建築を抑制し土地の高度利用と都市機能更新を促進する制度で、敷地内に一定規模以上の公開空地(広場)を設ける際に、容積率の割増等の特例を適用できる。大手町地区(41.8ヘクタール)は昭和55年12月22日に指定された。

大手町地区の指定容積率は400パーセントで、(仮称)大手町タワーの計画敷地(2999.78平米)には通常、19階建て以下の一般的なマンションしか建てられない。特例の適用により、延床面積2万6千平米を超えるタワーマンションの建設が可能になった。

現地看板に描かれた建物立面図(宇部ジャーナル)

現地看板に描かれた建物立面図(宇部ジャーナル)

昨年7月31日、現地に設置された中高層建築物等の建築計画のお知らせによると、(仮称)大手町タワーは鉄筋コンクリート造地上28階地下0階、高さ108.2メートル、延床面積2万6486.83平米。住戸数は157戸。設計はスズキ設計(小倉北区)。

建築主は建築計画で「大手町タワープロジェクト共同企業体」としていたが、今年に入り新たに設置された予告看板では「NT大手町共同企業体」に名称が変わっている。共同企業体の構成企業はなかやしき(小倉北区)と東宝住宅(同)で変わりない。

なかやしきは「アーティックス」シリーズの分譲マンションで知られ、東宝住宅は「THE HOUSE」「グランドキャッスル」などを手がける。スズキ設計はアーティックスマンションなどの設計で実績がある。(仮称)大手町タワーは免震構造を導入するとみられる。

建築計画によると(仮称)大手町タワーは平成28年9月1日着工、平成31年8月31日完了の予定。大手町周辺には企業が所有する大区画の土地が多数あり不動産開発を行いやすく、スーパーマーケットの進出も相次ぎ人口が急増するなど北九州市内屈指の人気エリアとなっている。

建設予定地の看板。背後右側のマンションはリヴィエール大手町オーナーズレジデンス。(宇部ジャーナル撮影)

建設予定地の看板。背後右側のマンションはリヴィエール大手町オーナーズレジデンス。(宇部ジャーナル撮影)

建設予定地(グーグルマップ)


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