ユニ・チャーム、苅田町に工場用地取得 新松山臨海工業団地

ユニ・チャーム(四国中央市、TYO:8113)は5日、苅田町に約16万平米の工場用地取得を決定したと発表した。用地は昨年4月に分譲を開始した新松山臨海工業団地内にあり、苅田港や北九州空港に近接している。取得額は35億円。

新工場はグループ会社のユニ・チャームプロダクツ(同)が事業主体となって建設する。日本国内の生産基盤を維持・拡大し物流効率化を図り、日本製商品の需要が高まるアジア地域を中心とした海外への輸出拠点とする。

ユニ・チャームグループでは観音寺市にある四国工場が西日本の生産拠点の役割を担ってきたが、東九州自動車道の開通で陸海空の物流拠点として機能が整い、災害が少なく事業継続計画(BCP)拠点としても優れている関門都市圏への工場立地を決めた。

苅田町は同社4番目の生産拠点で、国内への新設は平成5年以来。10日に用地取得の調印式を開催し、10月に契約を締結。平成20年夏頃の操業開始を目指す。新工場では幼児・大人・ペット用の紙おむつ、生理用ナプキン等を製造する。従業員数は未定。

新松山臨海工業団地は苅田港内にある40万7492平米の工業団地で、区画割はなく事業者のニーズに合わせ分譲している。北九州空港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジにそれぞれ10分以内でアクセスでき、陸海空の物流機能が揃う。

同工業団地の隣接地にはマイナス13メートル岸壁等の埠頭用地を造成中で、将来は北九州空港側に工業団地の分譲用地を拡張する計画。連絡橋を渡った苅田沖土砂処分場も利用計画が進展しつつあり、一帯の更なる物流拠点化が進みそうだ。

新松山臨海工業団地の位置(グーグルマップ)


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