宇部市、小串地区の住居表示再協議へ 「下条」を「西小串」に変更請求

宇部市は12日、小串地区で実施を予定していた住居表示の案に対する変更の請求について、住居表示に関する法律施行令(昭和42年政令第246号)第4条の規定に基づき「てん末」を公告(宇部市公告第57号)した。

市は6月2日、小串地区の字の区域と名称の変更について公告(宇部市公告第35号)したが、6月29日に新町名案の一部に対し変更請求があり、7月11日に請求の要旨を公告(宇部市公告第52号)していた。

町の区域・名称の案(資料を基に宇部ジャーナル作成)

町の区域・名称の案(資料を基に宇部ジャーナル作成)

当初の案は、現在の大字小串のうち、21万平米の領域を5区域に分け、市道西の宮小松原通り線の北側を西小串二丁目(1万平米)、西小串三丁目(4.9万平米)、西小串四丁目(4.7万平米)、南側を下条一丁目(5.1万平米)と下条二丁目(5.3万平米)に再編するもの。

現在の字との対照は、和田・内唐戸・風呂ノ浴=西小串二丁目、上条・弐反田・養子ノ下・和田・下条・内唐戸=西小串三丁目、焼石・渦田・養子ノ下・大炭生・椎ノ木山・下条・和田=西小串四丁目、内唐戸・風呂ノ浴・和田・下条を下条一丁目、大炭生・椎ノ木山・下条・北蛭子・内唐戸=下条二丁目となる。

西小串二丁目と下条一丁目、下条二丁目は既存の町域に追加指定するものだった。変更請求は「下条」となる地域の住民や不動産事業者が行い、地名に「小串」が入らないと山口大学小串キャンパス近隣地域としての不動産価値が下がるとの理由で、下条一丁目を西小串五丁目に、下条二丁目を西小串六丁目に、それぞれ変更するよう求めている。

市では請求を受け案の議会提出を見送り、地域住民など関係者らと名称案について再度協議を行う方針。仮に請求内容のまま決定した場合「西小串」は新川小学校がある一丁目を起点に、丁目の数を逆時計回りで進めることになり、原則として時計回りに指定してきた宇部市の住居表示としては異例の存在となる。

今回の住居表示実施予定地区は、都市再生整備計画事業(桃山地区)として平成19年度から都市計画道路小串神原線(市道西の宮小松原通り線)や区画道路、街灯などの整備が行われた。既存の西小串一丁目、西小串二丁目は小串土地区画整理事業の実施と併せて住居表示が行われている。


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