小倉駅南口東地区再開発ビル、建物本体工事に着手

北九州市小倉北区のJR小倉駅前で小倉駅南口東地区市街地再開発事業を実施している小倉駅南口東地区市街地再開発組合は近く、施設建築物(再開発ビル)の本体工事に着手することが10日、北九州市議会建築消防委員会で報告された。

小倉駅南口東地区再開発ビルの完成予想図(北九州市)

再開発ビルの完成予想図(北九州市)

同事業は平成26年10月に事業計画認可、27年6月に事業計画変更認可、同年11月に権利変換計画の認可を受け、今年2月に地区内に所在する土地所有者やテナント等の権利者が仮移転を開始。3月以降、既存建物の解体工事に着手していた。

建築消防委員会で報告された内容や建築計画などによると、事業の施工地区面積は周辺の道路等を含み約0.63ヘクタール。このうち再開発ビルの建築敷地面積は4052.03平米、建築面積は約3500平米。

建物は鉄骨造・鉄筋コンクリート造で、高層(共同住宅、事務所等)24階・駐車場等を含む建築基準法上の階数27階、地下1階、高さ94.9メートル、延床面積4万710.83平米。容積率は約690パーセント。

1階から6階までの低層部分約1万1千平米には事務所・店舗・公益施設(行政サービスコーナー・市民サブセンター等)が入居。7階は免震層で、8階から24階までは119戸の分譲マンションとなる。敷地北東側の低層棟と地下部分に駐車場計377台を設置する。

平成26年時点の計画から自由通路北側の階段を削除し店舗面積が若干増加している。(北九州市資料に一部加筆)

平成26年時点の計画から自由通路北側の階段を削除し店舗面積が若干増加している(北九州市資料に一部加筆)

広場と自由通路(北九州市)

広場と自由通路(北九州市)

駅前広場に面した西側1階部分には広場を整備し、広場から東側の市道京町17号線まで、一部廃止される市道京町16号線の代替として24時間通り抜け可能な自由通路を整備する。2階は自由通路上や駅前広場側にデッキを設け、小倉駅前人工地盤と接続する。

敷地南側の都市計画道路博労町線は幅員約27メートルに、東側の市道京町17号線は約11メートルにそれぞれ拡幅する。西側の駅前広場も約200平米拡張する。総事業費は駅前広場や隣接道路等の整備費も含め約138億円。

建築主は小倉駅南口東地区市街地再開発組合、施工は竹中工務店(大阪市中央区)、設計は同社九州一級建築士事務所。建築計画上の建設スケジュールは平成28年8月15日着工、平成31年4月30日完了(報告された事業概要では同年5月竣工)の予定。

同組合には権利者としてあいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)、日本郵便(東京都千代田区)、三菱UFJ信託銀行(東京都千代田区)、リアルエステートサービス(北九州市小倉北区)など、参加組合員として積水ハウス(大阪市北区、TYO:1928)が加わり、総数9名が参加。当初は13名だったが減少した。


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