北九州エアターミナル、空港ビル管理委託先をプロポーザルで選定へ

北九州エアターミナル(北九州市小倉南区)は13日、北九州空港ターミナル地域管理業務のプロポーザル実施を告知した。平成18年3月16日の開港から10年が経過し、改めて効率的・効果的な管理運営体制を確立するため、施設管理実績のある事業者から提案を募る。

同社は国から1万3517.93平米の敷地を借り、空港ターミナル地域の施設整備を行っている。旅客・貨物ターミナルビルは開港以来、東急コミュニティー(東京都世田谷区)に管理業務を委託してきたが、今回はターミナル地域全体を対象として業務委託先を選定する。

対象施設は、旅客ターミナルビル(延床面積1万5200.25平米)、貨物ターミナルビル(1794.12平米)、スターフライヤー本社棟(844.24平米)、国際貨物上屋(875.00平米)、スターフライヤー事務所棟(1800.51平米)、テナント施設棟(311.04平米)、及び、ターミナル地域敷地全体。

現状、旅客ビルは4時30分開館、25時05分閉館。通常は出発便の1時間前に開館し、最終便到着の30分後に閉館している。24時間空港の為、早朝深夜時間帯にチャーター便等が運航される場合は閉館しないこともある。貨物ビルは常時24時間稼働している。

委託する業務は、これら施設の管理統括業務、設備管理業務、清掃管理業務、保安警備業務、ビル代行業務の5項目。プロポーザル応募資格として、空港施設・空港関連施設管理、延床面積2万平米以上の商業施設管理のいずれか3年以上の実績などを求めている。

契約期間は平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年。一次審査で応募資格を満たすかどうか書類審査を行い、二次審査で管理費及び管理費明細書、業務提案書の提出を求める。提案書の様式は自由だが、項目ごとにA4用紙2ページ(A3用紙1ページ)以内が条件。

項目は、空港施設管理の全体コンセプト、人員配置・組織体制、テロ対策・空港保安対策、災害・緊急時対応、建物や電気・機械設備等の維持管理、長寿命化・修繕提案、省エネ・省コストへの取組、事業者交代の導入スケジュール・北九州エアターミナルへのサポートの7つ。

今後、8月26日まで同社ウェブサイト上で募集要項を配布。9月16日17時まで一次審査の書類提出を受け付ける。9月30日に一次審査の結果を通知し、通過事業者を対象とした二次審査追加書類の配布・説明会を10月4日に実施。11月2日17時までに二次審査書類提出を求める。

11月11日にヒヤリングを実施し、11月21日に二次審査結果を発表。12月5日に暫定管理覚書を締結し、翌年3月15日に本契約を締結する。1月10日から3月31日までは東急コミュニティー等関係事業者からの引継期間となり、実際の業務開始は契約期間より早まる見込み。

東急コミュニティーは東急不動産ホールディングス(東急不動産HD、東京都港区、TYO:3289)の子会社で、開港以来北九州空港の旅客・貨物ターミナルビルを管理している他、7月1日に開始した仙台空港の民間委託にも東急グループとして参加、運営会社に出資している。


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