北九州市、小倉駅南北公共通路・連絡通路を改修 新幹線口にテナント誘致

北九州市は、JR小倉駅(同市小倉北区)の3階部分にある南北公共通路と、1階の東側・西側にある各公共連絡通路を改修する。自由通路の改修は平成26年に着手し、老朽化した低天井部の補修工事を進めている。公共連絡通路は秋以降工事に着手し、明るく歩きやすい空間にする。

南北公共通路(南北自由通路)は平成10年のモノレール乗入れに併せ供用開始。完成から18年が経過し老朽化が進み、照度が暗いなど課題が出てきている。通路は駅ビルと一体構造のため、九州旅客鉄道(JR九州、福岡市博多区)と連携して天井や照明等の改修工事を実施する。

改修工事は平成26年、JR九州改札口周辺の低天井部補修工事から順次着手。今年度は小倉城口(南口)の低天井、照明灯、スプリンクラーの改修工事を行う。今年度工事の入札は23日執行され、九鉄ビルト(北九州市門司区)が5570万円で落札した。工期は7か月を予定している。

東側・西側の公共連絡通路は、現在利用者が少なく有効活用されていないため、小倉駅南口東地区市街地再開発事業や新スタジアムの完成に向け内装を改修し、回遊性向上を図る。改修工事の実施設計委託はスズキ設計(同市小倉北区)が367万円で落札、3月17日に契約した。

東側通路は、小倉駅南口東地区に接続し新スタジアムにも近い動線となることからボックス内を全面的に改修、照明灯をLED化し「歩きたくなる魅力的な空間」とする。工事の入札は今年度第2四半期中に実施、工期は建築工事が4.5か月、電気工事が4か月を予定している。

西側通路は、天井を明るい色調に塗り替え、照明をLED化する。改修工事の入札は7月26日執行され、古江建設(同市小倉北区)が854万3千円で落札、8月4日に契約した。電気工事の入札は8月2日執行され、くじ引きを経てMDS(同市小倉南区)が1203万9千円で落札した。

市では通路の改修に併せ、JR九州改札口前の「JAM広場」の魅力向上策について検討を進める他、新幹線駅を管理する西日本旅客鉄道(JR西日本、大阪市北区、TYO:9021)と協力して、新幹線口(北口)1階コンコースへの「魅力ある飲食や物販などのテナント」の集積を図る。

また、長期的な取り組みとしては、新幹線口の出入口から北九州市漫画ミュージアムが入居する商業施設「あるあるCity」に向かう動線の人工地盤上に、同市出身の漫画家のアニメキャラクター等の像を並べ「キャラクターストリート」として整備し、集客を図ることも検討する。


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