安川電機、世界初のAI機能対応溶接電源・交流ユニットを発売

安川電機(北九州市八幡西区、TYO:6506)は5日、世界初となるAI(人工知能)機能対応のロボット用アーク溶接電源「MOTOWELD-X350」と交流ユニット(XACU)の販売を開始した。AI機能と交流溶接に対応し、自動車の軽量化に必要な薄板溶接の効率化・高度化を図る。

MOTOWELD-X350〔左〕と交流ユニット(XACU)〔右〕(安川電機)

MOTOWELD-X350〔左〕と交流ユニット(XACU)〔右〕(安川電機)

自動車業界では近年、車体の軽量化に伴い自動車用シート、排気系部品、足回り部品等の薄板化が進んでいる。既存の溶接工法では対応が難しい工程が増加しているため、従来の溶接電源を高機能化させ、薄板化に対応する溶接電源を開発した。目標販売台数は年間3000台。

MOTOWELD-X350は、MOTOMAN-AR1440等の新形ロボットコントローラYRC1000対応機種と組み合わせ、AI機能「シンクロウェルディング機能」を利用できる。同機能は溶接面の角度変化を自動で認識し、適切な溶接波形調整を行うため、機器設定にかかる時間を短縮できる。

また、MOTOWELD-X350と交流ユニット(XACU)を組み合わせることで交流溶接が可能となり、板厚の下限が従来の1.0ミリメートルから0.5ミリメートルに拡大する。交流ユニット(XACU)は後付け可能のため、新たな溶接機を購入することなく交流化することができる。


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