下関市満珠荘の指定管理者選定は非公募に 市公社のみ審査

下関市は9日、同市みもすそ川町にある公共の宿「下関市満珠荘」の次期指定管理者の選定を非公募で実施すると発表した。申込可能団体は下関市公営施設管理公社(同市)のみで、申請書類の提出後、指定管理者選定委員会で審査、選定する。

下関市満珠荘は大規模リニューアルを経て平成24年2月に営業を再開した際、指定管理者を公募。同公社と民間業者1社、計2事業者から応募があったが、民間業者は「応募資格がない」との理由で失格となり、同公社が今年度までの指定管理者に選定された。

今回、非公募で選定を実施する理由について市は「『下関市公の施設における指定管理者の指定手続き等に関する条例』第6条第1項第1号の規定に該当するため」としている。第6条には一定の条件に該当する場合、市長は特定の団体を指定管理者候補に選定できるとの規定がある。

中尾友昭下関市長が今回適用した第6条第1項第1号の条文は「指定管理施設の設置目的、規模、機能、利用状況、管理運営の状況等により公募に適さないと認めるとき」。同公社の4年間の運営状況等を考慮した結果、改めて民間業者を公募する必要はないと判断した。

下関市満珠荘は、鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建、延床面積1831.94平米。宿泊定員は40人。2階にフロント、ラウンジ、食堂、1階に浴場、リラックスルーム、地下に宿泊室9室、多目的室がある。南側はガラス張りで、どの階からも関門海峡の絶景を楽しめる。

下関市満珠荘の位置(グーグルマップ)


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