北九州スタジアムの施設命名権募集開始 11月に決定

北九州市は15日、同市小倉北区に来年1月完成予定の「北九州スタジアム」の施設命名権(ネーミングライツ)への応募受付を開始した。募集期間は10月21日までとし、ネーミングライツ選定委員会で金額や契約期間等の判断・選考を経て、11月頃に市が施設命名権者を決定する。

同スタジアムは来年3月12日から供用を開始し、年間20万人程度の利用を見込む。施設命名権による愛称はスタジアム壁面の施設名看板や、JR小倉駅新幹線口を中心とした周辺地域の歩行者用案内板等に記載される他、各種広報・報道等で使用され、広範囲の露出が期待できるという。

スタジアム看板の設置イメージ(北九州市)

スタジアム看板の設置イメージ(北九州市)

募集・応募の条件は「北九州」の文字を含み公共施設にふさわしい愛称であること、契約期間が3年以上であること。希望金額は年間3千万円以上だが、実際の選考は市が設定する最低制限価格以上を対象で、制限価格以下の提案については選考対象外となる。最低制限価格は非公表。

スタジアム施設の2箇所に設置する看板の製作・設置費用は市が負担する。2箇所以外のスタジアム内の看板については原則、施設命名権者の負担となるが、詳細は別途協議の上決定する。周辺の歩行者用案内板、施設のリーフレット、市・施設のウェブサイトは市が負担する。

ネーミングライツ選定委員会では、応募企業等の事業内容・財務状況等、金額、契約期間を審査。応募者としてふさわしくないと判断された場合、選考対象から外れる。金額と契約期間については、金額80点、契約期間20点の配点で審査し、同点の場合は協議の上選考する。

選定委員会での審査結果を踏まえ、最終的に市が施設命名権者を決定。選考結果はすべての応募者に通知する。なお、愛称は選定委員会からの意見に基づき、市が提案内容に対し若干の変更を要請する場合がある。契約期間は来年3月12日の供用開始日からとなる予定。

愛称の使用開始時期は施設命名権者と市との協議により決定する。契約期間中、愛称の変更はできない。また、契約期間中も条例上の施設名称は「北九州スタジアム」となる。契約期間満了時は、施設命名権者を優先交渉権者として契約更新の協議を行う。

今後、9月30日まで応募者からの質問を受け付け、10月7日に質問の回答を公開。提案書の応募は10月21日に締め切り、10月下旬に選定委員会での審査を実施。11月中に施設命名権者との契約を締結し、決定内容について公表する。契約締結後、愛称使用開始準備作業に入る。

北九州スタジアムは地上6階建、延床面積2万6398.18平米、フィールド面積8961.18平米。観客席数は1階から5階のメインスタンド約4800席、1階・2階のバックスタンド約2300席、1階から5階の南北サイドスタンド各約4100席、計約1万5300席。敷地面積は2万7304.55平米。


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