めかり山荘跡地活用 広場整備工事の入札実施

北九州市は16日、和布刈山荘跡地広場整備工事の指名競争入札を開札した。14の指名業者のうち辞退したアートグリーン(北九州市市小倉北区)と朝日工産(同)、入札不参加で失格したエコーエン(同)を除く11社が入札に参加し、豊川建設(同市門司区)が496万0700円で落札した。予定価格は563万0000円、最低制限・調査基準価格は496万0451円だった。

他業者の入札価格は、ウッドマン(同)が496万1000円、ケイ・ワイ・アトラス(同市小倉北区)が517万0000円。SANEI(同)、緑地管理中山工房(同)、成光社(同)、青葉造園(同)、門司緑地土木(同市門司区)、西新緑地建設(同)、九州環境土木(同)、マルイ造園(同市小倉南区)は最低制限価格を下回り失格した。

和布刈山荘跡地広場整備工事は同市門司区門司にあった国民宿舎・めかり山荘の跡地を周辺の和布刈公園と一体化整備するもので、休憩スペースや広場を造成する。

当初、市はめかり山荘跡地への宿泊施設誘致を掲げて事業者を公募し、平成24年5月に優先交渉者として燦キャピタルマネージメント(大阪市北区、TYO:2134)を選定。同社はめかり山荘跡地に新たな宿泊施設を建設し、門司港ホテルと一体的に運営するなどとしていたが、施設の開業予定時期を過ぎても事業計画案を提出しなかった為、市は26年8月に交渉を打ち切った。

同地は門司港レトロ地区の市街地から離れた高台にあり、関門海峡を見渡せる立地ではあるが、観光客を呼び込む宿泊施設としては交通利便性に問題がある。別の事業者を探したが希望者は見つからず、当面の活用方法として広場整備を決定した。

一方、JR門司港駅に近く交通利便性の高い門司港レトロ地区中心部では、市に対し宿泊施設のニーズや進出に関する問い合わせがある為、市は事業者の関心が高い門司港駅周辺で進出適地等の条件を検討し、誘致活動を進める方針。


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