三菱化学、日本化成を完全子会社化 黒崎地区の工場一体運営へ

三菱ケミカルホールディングス(東京都千代田区、TYO:4188)完全子会社の三菱化学(同)は14日、同社連結子会社の日本化成(いわき市、TYO:4007)を株式交換により完全子会社することを決定し、両社間で株式交換契約を締結したと発表した。

両社の提携関係は昭和35年に三菱化学が日本化成に資本参加して以来長期にわたり、今年6月30日時点では日本化成の発行済み株式総数のうち64.88パーセントを三菱化学が保有している。今回、完全子会社化により相乗効果を創出し、更なる事業基盤強化を図る。

両社は北九州市八幡西区のJR黒崎駅北側地区一帯に、それぞれ生産拠点として三菱化学黒崎事業所と日本化成黒崎工場を保有するが、両工場の運営を一体化し効率化・合理化を進める。日本化成黒崎工場は三菱化学黒崎事業所の敷地内にあり、一体化は速やかに進むとみられる。

株式交換は、日本化成の株主に対し三菱化学ではなく三菱ケミカルHDの株式を割り当てる「三角株式交換」とする。今後、11月に日本化成の臨時株主総会で株式交換契約を承認、12月27日で同社株式の売買は終了し、12月28日に上場廃止、来年1月1日に株式交換を実施予定。

また、日本化成を完全子会社化する三菱化学自体も、同じく三菱ケミカルHD連結子会社の三菱樹脂(東京都千代田区)と三菱レイヨン(同)との3社で、来年4月1日に経営統合を予定している。3社統合は三菱レイヨンを存続会社とし、三菱化学と三菱樹脂は吸収合併される。


(記事編集:

おすすめ記事(Google提供)

宇部ジャーナルの最新記事