小倉北区の丸源ビル 上半期に不動産業4社が複数棟取得

丸源(東京都中央区)は今年上半期、同社が保有していた北九州市小倉北区の「丸源ビル」複数棟を相次いで売却した。売却物件はいずれも地元不動産業者が取得し、一部は既に解体工事に着手ないし解体済。小倉都心部では希少な纏まった土地が動くだけに、活用方法が注目される。

解体中の丸源28ビル(宇部ジャーナル)

解体中の丸源28ビル(宇部ジャーナル)

同区鍛冶町二丁目の丸源28ビルは、アーテック・ハウス(北九州市小倉北区)が取得した。登記情報によると売買・所有権移転登記は今年3月11日付。同社は昭和60年1月1日設立。店舗や住宅の企画・設計・施工を手がけ、小倉都心部では複数の賃貸マンションを管理している。

同区紺屋町の丸源30ビル、同区堺町一丁目の丸源17ビル、同区大手町の丸源大手町グランドパレスの3棟は、アルシオン(同)が取得した。登記情報によると売買・所有権移転登記は今年5月10日付。同社はビル解体後跡地にオフィスビルやホテルの建設を計画している。

同区堺町一丁目の丸源8ビルは、ヒット(同)が取得した。登記情報によると売買・所有権移転登記は今年5月26日付。同社は平成3年7月創業で、小倉都心部にヒット馬借BLD、ヒット小倉駅前BLD、ヒット馬借テラス、ヒット大手町BLD等の商業ビルや賃貸マンションを保有する。

同区魚町三丁目の丸源19ビル、同区紺屋町の丸源27ビル、同区馬借二丁目の丸源33ビル・丸源34ビルの4棟は、エルザ(同)が取得した。登記情報によると、売買は19・27ビルが6月29日付、33・34ビルが6月15日付。同社は小倉都心部に多数の商業ビルを展開している。

一方、9月23日時点で、同区三萩野一丁目の丸源18ビル、同区古船場町の丸源29ビルは引き続き丸源が所有、同区魚町三丁目の丸源会館、同区上富野の丸源グランドパレスの土地は丸源経営者の川本源司郎氏の個人所有となっている。丸源会館は丸源ビル事業の創業地でもある。

なお、小倉北区船場町の丸源10(プリンス)ビルは、北九州市消防局の火災予防上の命令に伴う一連の問題が発生する以前の、平成19年11月20日に久保商産(同)が取得している。同社は昭和56年3月18日設立の不動産業で、所在地と代表取締役は久保建築設計(同)と同じ。


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