安川電機、バルチラ社の船舶用ドライブ開発・製造部門を取得

安川電機(北九州市八幡西区、TYO:6506)はこのほど、世界最大手の船舶用エンジン機器メーカー・バルチラ(Wärtsilä、フィンランド・ヘルシンキ)グループのバルチラノルウェー(Wärtsilä Norway、ノルウェー・ボムロ)の船舶用ドライブ製品の開発・製造部門を取得した。

取得は安川電機の完全子会社のスイッチ・エンジニアリング(The Switch Engineering Oy、フィンランド・ヘルシンキ)を通じて実施し、バルチラノルウェー社の船舶用ドライブ部門をスイッチ社の完全子会社とした。取得金額は非公表。

同部門は、メガワット級の船舶用ドライブに特化し、フェリー・クルーズ船やオフショア支援船の電気推進用システムから石油プラットフォームの掘削用システムまで、船舶用として数百隻、ドライブ製品として1000台以上の製品納入実績がある。

安川電機はバルチラ社からシステム提供を受け、同部門とスイッチ社の技術を連携させることで、市場のニーズに適した動力系製品の開発・提案力を強化。船舶システム事業の製品ラインアップ拡大により、新規顧客の開拓を進める。

バルチラ社は世界70か国・170箇所に拠点を置き、船舶・エネルギー関連事業を展開。平成27年の売上高は50.29億ユーロ、従業員数は約1万9千人。バルチラノルウェー社はバルチラグループの船舶用推進・自動化システムの開発・製造・販売を担う。

スイッチ社は18年設立で、26年7月に安川電機が取得。大型風力発電用電機品の開発・製造・販売・サービスを手がけ、27年の売上高は3977万7360ユーロ。共同経営責任者(Co-CEO)や非常勤取締役等として4人の安川電機社員が出向している。


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