北九州にZepp等の大型ライブハウス誘致へ イベントで集客実証

クライス(北九州市小倉南区)は、11月1日にコンサートイベント「アニソンクラシック北九州」を開催する。会場は北九州市小倉北区の北九州芸術劇場で、作曲家の和田薫氏が指揮する九州交響楽団の演奏、声優やアニメ制作関係者のトークコーナー等を企画している。

クライスは北九州市議会議員の井上秀作氏が設立した特定非営利活動法人(NPO法人)。井上氏は昨年9月の北九州市議会定例会の一般質問で、市に大型ライブハウス「Zepp」の誘致を提案。市はZepp側の方針や市民ニーズ、経済波及効果等に関する調査に着手している。

また、井上氏自身も関係者を通じ、Zeppの運営会社であるZeppホールネットワーク(東京都港区)に小倉への誘致を提案したところ、「条件によってはZepp福岡をZepp北九州に移しても良い」との返事があり、小倉でも集客できることを証明してほしいと言われたという。

そこで、井上氏は市に誘致活動を任せるのではなく、自らNPO法人を立ち上げ、音楽やその他のイベントを開催することを決断。各種イベントを成功させ、北九州市でも集客が可能であることを示し、大型ライブハウスやその他の企業誘致に繋げたいとしている。

Zeppホールネットワークはソニー・ミュージックエンタテインメント(東京都千代田区)の完全子会社で、収容数2000人規模の大型ライブハウス「Zepp」を東京・大阪・名古屋・札幌に展開。福岡市中央区で「Zepp福岡」を営業していたが、今年5月に閉鎖した。

アニソンクラシック北九州は、第1部「和田薫ヒットアニメ音楽特集」と第2部「井上あずみと北九州市小倉少年少女合唱団で歌うジブリの世界」の2部構成。和田氏は下関市出身の作曲家で、8月19日には北橋健治北九州市長を表敬し、イベントをPRした。

第1部では和田氏が音楽を担当したアニメ作品『D.Gray-man HALLOW』『逆転裁判』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』の楽曲が演奏される。声優によるアニメの名シーンのセリフと演奏を組み合わせた演出「犬夜叉ドラマオーケストラ」も予定している。

演奏の合間のトークコーナーでは、犬夜叉に出演する声優の山口勝平さん(犬夜叉役)、ゆきのさつきさん(日暮かごめ役)に加え、讀賣テレビ放送(大阪市中央区)の諏訪道彦同作プロデューサーも参加し、同作の制作秘話等を語る。

第2部では、『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』といったスタジオジブリ(東京都小金井市)が制作したアニメの楽曲を、歌手の井上あずみさんと地元の北九州市小倉少年少女合唱団が、九州交響楽団の演奏をバックに歌唱する。

イベントは11月1日19時開演、会場はリバーウォーク北九州内の北九州芸術劇場中劇場、入場料は全席指定席4000円。チケットは、チケットぴあ(0570-02-9999・Pコード310-132)、ローソンチケット(0570-084-008、Lコード85083)で取り扱う。

イベントに関する問い合わせは、アニソンクラシック実行委員会事務局(093-967-3073)で受け付ける。


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