宇部市、宇部新川駅の南北自由通路・北側駅前広場等整備へ

宇部市は、JR宇部新川駅周辺地区の整備事業に着手する。駅の南北を結ぶ歩行者用の自由通路や北側駅前広場、集約駐車場等を建設する他、駅東側の区画道路を拡幅。既存の南側駅前広場や渡辺翁記念公園の整備も実施し、市街地再開発事業による民間の土地利用高度化を促す。

宇部新川駅周辺地区の地区再生計画図(宇部市)

宇部新川駅周辺地区の地区再生計画図(宇部市)

南北立体自由通路(延長約70メートル)は、現在の駅舎や構内跨線橋の東側に建設する。新たに建設される北側駅前広場から線路上空を通り、駅舎と魚民宇部新川駅前店の中間の駐輪場付近に出入り口を設置。自由通路の整備で、駅北側から駅舎までの徒歩アクセスは約2分短縮する。

北側駅前広場(面積約1700平米)は、宇部新川駅の乗務員支所や三興物産販売、アパート「プロキオン」等の敷地各一部を収容して建設。広場に面した「集約駐車場」と、産業道路から広場までのアクセス道路(延長約50メートル)も整備する。

駅東側、「かじやまびる」と「たお内科クリニック」を結ぶ区間の市道(延長約280メートル)は、自動車の交通量が多いため、歩道付の道路として拡幅整備する。既存の駅前広場(面積約1万1千平米)は、現在緑地や駐輪場としている部分も含め機能を再編する。

渡辺翁記念公園は、渡辺翁記念会館北側のバス駐車場や新川ふれあいセンターの部分に拡大。遊歩道や緑地等を新たに建設し、面積約1万5千平米の公園として再整備する。隣接街区の民間敷地の開発において、北側駅前広場と記念公園を結ぶ緑地・広場等を整備することも検討する。

鉄道駅バリアフリー化に関する国土交通省の支援制度は利用者数が1日3千人以上の駅が対象で、2千人に満たない宇部新川駅は対象外。この為、中心市街地の施設整備等に活用できる「地区再生計画」に基づく「立体的遊歩道」等を整備する。国の補助率は事業費の3分の1となる。

市では一連の公共投資に加え、西日本旅客鉄道(JR西日本、大阪市北区、TYO:9021)に駅舎改築を求める他、駅周辺の土地所有者による市街地再開発事業の計画策定を支援し、民間投資を促す。市街地再開発事業の計画・事業コーディネートも地区再生計画に基づく補助を受ける。


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