下関市、蓋井島航路の旅客船新造へ 鉄道・運輸機構と共同建造

下関市は、同市が運航する「蓋井島航路」で使用する旅客船を、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、横浜市中区)と共同で新造する。市はこのほど、同機構に共同建造を申し込む際に必要な造船所と建造申込価格を決定する為のプロポーザル手続きを開始した。

新造船は市と機構の共有船となる。要求仕様は、高張力鋼製または鋼製の単胴一層甲板型旅客船、国内総トン数49トン以下、全長26メートル未満、旅客定員80人(可能な限り室内に椅子席・座席)、乗組員数3人、載貨重量約12.7トン、航海速力12.5ノット以上、他計49項目。

プロポーザル手続きの参加資格は、下関市吉見港から計画航海速力で3時間以内に到着可能な地点に、船舶建造に必要な自社所有の船台・船渠・工場(ドッグハウスを含む)・機器類を提供できること等。共有船の建造予定価格は消費税込みで3億円を上限とする。

今後、プロポーザルへの参加表明書は11月14日まで、技術提案書は12月9日まで提出を受け付け、市が設置する評価委員会で提案内容を審査し、市長に答申。答申をもとに市長が提案書を特定し、契約を締結する。来年6月30日までに、建造申込に必要な書類等の作成を行う。

蓋井島航路は下関市吉見本町一丁目の吉見港と響灘の蓋井島を約40分で結ぶ下関市営渡船で、現在は「蓋井丸」が就航。4月から10月は1日3往復、11月から3月は1日2往復運行している。運賃は大人630円、子供320円。人口100人弱の蓋井島と島外を結ぶ唯一の定期航路でもある。


(記事編集:

おすすめ記事(Google提供)

宇部ジャーナルの最新記事