宇部興産、リチウムイオン電池用電解液事業で三菱化学と提携

宇部興産(宇部市、TYO:4208)は13日、リチウムイオン電池用電解液事業で三菱ケミカルホールディングス(東京都千代田区、TYO:4188)傘下の三菱化学(同)と提携することに合意したと発表した。提携するのは両社の中華人民共和国における事業で、合弁運営とする。

リチウムイオン電池はスマートフォンやタブレット端末といった民生携帯機器用途で市場が拡大しており、電気自動車(EV)など環境対応型自動車向け用途でも今後成長が見込まれている。両社の知的財産や技術、生産能力を融合させ、技術力・コスト競争力の強化を図る。

今後、関係各国の競争法当局の許認可取得手続きを進め、来年4月の合弁運営への移行を目指す。持分比率は50対50とし、運営体制の詳細は両社で協議の上、決定次第改めて公表する。今回の事業提携に続き、他の国や地域での生産・開発部門の提携の可能性も検討する。

電解液の生産能力は、宇部興産(年産1万5千トン)と三菱化学(同4万3500トン)の2社で世界シェアの過半数を占める。中華人民共和国における生産能力は、宇部興産(江蘇省張家港市、同5千トン)と三菱化学(江蘇省常熟市、同1万トン)の合計で年間1万5千トン。


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