チタン工業、29年3月期第2四半期決算 通期予想を下方修正

チタン工業(宇部市、TYO:4098)は10日、平成29年3月期の第2四半期決算を発表した。売上高は前年同期比9.3パーセント減の28億87百万円、営業損失は40百万円(前年同期営業利益73百万円)、経常損失は53百万円(同経常利益58百万円)、純損失は60百万円(同純利益52百万円)だった。

期中は来年度までの「新中期事業計画」に基づき、基盤事業の再構築や新規事業を強化。超微粒子酸化チタンの新製品の採用決定等の成果はあったものの、チタン酸リチウムの出荷数量が大幅に減少したことによる売上高減とともに、設備稼働率低下や経費の増加による損失が発生した。

セグメント別に見ると、酸化チタン事業は売上高20億33百万円(前年同期比7.5パーセント減)、営業損失41百万円(前年同期営業利益61百万円)だった。コア事業の超微粒子酸化チタンは、トナー外添剤やUVカット化粧品向けの新製品に採用され出荷数量が増加した一方、酸化チタンは一部ユーザーによる在庫調整の影響で数量減となった。

酸化鉄事業は、売上高8億28百万円(前年同期比13.8パーセント減)、営業損失7百万円(前年同期営業利益5百万円)だった。塗料向け製品は需要回復で出荷数量が増加した一方、トナー向け製品は市況の低迷で数量減となり、売上高や設備稼働率の減少が収益を圧迫した。

今年5月13日に発表した第2四半期業績予想では、売上高32億円、営業利益75百万円、経常利益60百万円、純利益55百万円としていたが、いずれも下回った。通期業績予想は10日付で下方修正し、売上高60億円、営業利益30百万円、経常利益20百万円、純利益10百万円とした。


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