ロシア政府関係者、首脳会談準備で大谷山荘や宇部空港等を視察

12月15日に長門市で行われる日露首脳会談を前に、ロシア政府の関係者らが7日から9日にかけて、長門市や宇部市の関連施設を視察した。長門市での会談は安倍晋三首相の意向で実現したもので、現在、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の行程を調整している。

視察に訪れたロシア政府の12人は7日昼頃、成田市の成田国際空港から入国。東京国際空港(羽田空港)に移動後、日本航空(東京都品川区、TYO:9201)が運航するJAL295便に搭乗し、同日18時30分頃、宇部空港へ到着した。

空港を出た一行は自動車に分乗して長門市へ移動。ロシア大使館や日本政府の関係者等と合流し、同日20時頃、長門市の湯本温泉にある旅館・大谷山荘に入った。大谷山荘は会談の会場になるとみられ、10月16日には田中良生国土交通副大臣が施設を見学している。

一行は8日朝、大谷山荘を出発し宇部市へ移動。午前中は長門市から最も近く、関係者が移動で使用する可能性のある宇部空港を視察。約2時間かけて、国際線ターミナルビルや駐機場(エプロン)を見学した他、空港関係者からビルの構造や滑走路等について説明を受けた。

空港の視察を終えると、一行は自動車に分乗して再び長門市へ移動した。この際、山陽自動車道や中国自動車道、山口宇部道路等の自動車専用道路を実際に走行し、宇部市から長門市へ向かうルートの昼間時間帯の道路状況や警備条件等を確認した。

一行は午後から、長門市内の関連施設を視察。複合施設「ルネッサながと」には約30分滞在し、無線LAN等の館内設備や会議室の配置等について、施設関係者から説明を受けた。ルネッサながとは会談時に設置するメディアセンターの候補施設となっている。

また、長門市通にある、日露戦争で死亡し同市海岸へ流れ着いたロシア兵と日本兵の墓も視察し、周辺の通路等の状況を確認した。一行は同日夜、宿泊施設を視察し、長門市に宿泊。9日、東京へ戻った。今後も視察等を行い、会談に向けた準備を進めると見られる。


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