小川知事、北九州空港の機能強化や下関北九州道路整備等を要望

小川洋福岡県知事は8日、佐々木徹県議会副議長とともに中央省庁等を訪れ、政府や与党の関係者らに提言・要望活動を行なった。翌9日には東京都千代田区のホテルで開催された地元選出国会議員との懇談会に参加し、県政の重要課題について説明した。

最重点項目として、「平成28年熊本地震を踏まえた対応」「結婚・出産・子育ての希望、働く希望」「成長戦略の加速と地方創生の推進」「安全・安心な暮らしと持続可能な経済社会の基盤確保」の4分野で要望を実施。

今年4月に発生した平成28年熊本地震では、自衛隊車両だけでも7000台が関門橋・関門トンネルを通行し、人命救助や支援物資輸送を行ったこと等を踏まえ、災害時のリダンダンシー(多重性)を確保する為、下関北九州道路の具体化に向けた必要な調査の実施を求めた。

北九州空港の機能強化については、24時間空港の利点を活かした路線展開を行う為、滑走路の3000メートルへの延伸の早期実現、国際線の利用促進の為、入管手続迅速化の検討、新北九州空港道路の整備促進、福岡空港の発着枠を超える就航希望便(特にLCC)の誘導等を求めた。

また、本州と九州の送電線を結ぶ地域間連系線「関門連系線」の複数ルート化や容量増強に向けた環境整備を求めた。本州向け連系線運用容量の空き容量は来年度3パーセント程度になる見通しで、既に逼迫状態。現状では本州への電力融通ができず、安定供給には増強が必須とした。

重点項目としては、北九州空港を内閣府の「南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画」における大規模な広域防災拠点として位置付けること、北九州港の機能強化推進、東九州新幹線の整備計画路線への格上げ・整備財源の確保等を要望した。

政府・与党への要望では、丸川珠代東京五輪担当大臣、武川光夫内閣府審議官、唐澤剛内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官、松野博一文部科学大臣、矢倉克夫農林水産大臣政務官、岡崎淳一厚生労働審議官、安藤久佳経済産業省商務情報政策局長、二階俊博自由民主党幹事長らが応対した。


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