宇部市・萩市・長門市が東京オリンピックのホストタウンに登録

内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局は9日、平成32年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンの第三次登録として、宇部市・萩市・長門市等を追加したと発表した。

ホストタウンは同大会の実施に向け政府が創設した登録制度で、大会参加国・地域等と交流を行う地方公共団体が登録できる。登録されると、スポーツ振興や教育文化向上といった取り組みに対し、関係府省庁から財政措置や人材派遣、情報提供といった支援を受けられる。

各市の相手国・地域は、宇部市がスペイン、萩市が英国、長門市がトンガ。宇部市は宇部興産(宇部市、TYO:4208)グループが事業展開しているスペインのカステジョン・デ・ラ・プラーナ市と平成27年に特定分野交流協定を締結し、交流を進めてきた経緯があり同国を選定した。

ホストタウンの取り組みとして宇部市では、カステジョン・デ・ラ・プラーナ市や同国にゆかりのあるアーティストをUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)等のアートイベントへ招待する他、同国を紹介するイベント等を開催する。

また、日本人オリンピアン・パラリンピアンによる講演会やスポーツ教室、小中学校等での同国に関する学習、同国大使館員等を招聘した講演会、ホストタウン交流時にスペイン語で応対するボランティアを育成する研修等の取り組みを進める。

萩市は「⻑州ファイブ」で知られる5人の若者が日本人として初めて英国に密航留学する等の歴史的経緯から、これまで中学生を毎年同国に派遣する語学研修事業等を実施してきた。ホストタウンとしては、市内在住のカヌー競技選手と交流がある英国選手の招聘等を実施する。

長門市は水産インフラ輸出の具体化に向けた研究でトンガと交流を図り、高校生ラグビー留学生の受け入れを進めつつ、ホストタウンとしてラグビーの事前合宿誘致を目指す。

ホストタウンは今年1月26日に北九州市等44団体が第一次登録され、6月14日の第二次登録で47団体、今回の第三次登録で宇部市等を含む47団体が新規追加。全国で合計138団体となった。政府は来年度も引き続き登録を実施する方針で、ホストタウンは今後も増加する予定。


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