下関市長選挙の動き 自民推薦の前田晋太郎氏が公約発表へ

平成29年3月の任期満了に伴う下関市長選挙に立候補を表明している前田晋太郎氏が、1月5日に選挙公約「政策アクションプラン」を発表する。公約は、市庁舎耐震補強工事を中止し「スリムなミニ新庁舎」とすることや、あるかぽーと地区のウォーターフロント開発等を軸にする。

前田氏は下関市出身。安倍晋三事務所で秘書を約7年間務めた後、23年1月30日の下関市議会議員選挙で初当選。初出馬ながら5千票近い得票でトップ当選し、2期目となる27年1月25日の市議選では全候補者の中で唯一、4千票台の得票で再度トップ当選するなど人気が高い。

29年下関市長選挙は3月5日告示、同12日投開票の予定。前田氏の他に現職の中尾友昭市長や元市議の松村正剛氏が立候補を表明している他、香川昌則市議も立候補を目指し政策の作成を進めている。香川市議は中尾市長が初当選した21年3月15日の市長選挙に続く再挑戦となる。

自民党下関支部と同県連は、前田氏の推薦を決定している。前田氏は同支部で幹事長を務めていたが、11月末に同職の辞職願と市長選挙の推薦願を支部へ提出。支部では12月13日正午まで推薦願の提出を受け付け、12月14日の執行役員会で賛成多数により前田氏の推薦を決めた。

なお、前田氏が推薦願を提出した後、中尾市長も推薦願を提出していた。しかし当初は書類に押印がない、自民党の党員番号の欄が空白等の不備があり、支部は書類を返却。中尾市長は12月5日に推薦願を再提出し、支部も受理したが、2日後の12月7日に突然取り下げた。

近年の下関市長選挙は、全て自民党系候補者同士が争う展開となっている。松村氏は過去の市長選挙で中尾氏を支えてきたが、今回は対立候補として出馬。自民党下関支部と同県連は前田氏の推薦を決めたものの、市議の対応は割れており選挙戦の構図は混沌としている。


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